作品情報
原題：Samaritan
監督：ジュリアス・エイバリー
出演：シルヴェスター・スタローン／ジャボン・”ワナ”・ウォルトン／ピウル・アスベック
制作国：アメリカ
上映時間：102分
配給：Amazon Prime Video
年齢制限： G
あらすじ
母と2人で暮らす13歳の貧しい少年サムは、かつて多くの人々を救い、20年前に宿敵ネメシスとの戦いで命を落としたヒーロー「サマリタン」の大ファン。ある日、いじめられているところを近所で暮らす老人スミスに助けられたサムは、彼の正体がサマリタンではないかと考えるようになる。犯罪が増加する街を救うためスミスの説得を試みるサムだったが、時を同じくして街に「ネメシス」を名乗る超人が現れる。
目新しさはないが期待通りのものをそれなりに、あとはスライの味わいで加点
あの「ジャッジ・ドレッド」を彷彿とさせるリアルヒーローシルヴェスター・スタローンのコミック原作なしオリジナルヒーロー映画。
「近所のじいさん（スタローン）がもしかしたら20年前に死んだはずのスーパーヒーローかもしれない」死ぬほど胸熱な設定、自分が生まれる前に死んだヒーローへの憧れが止まらない少年との友情。
既視感しかなくぶっちゃけ終始微妙な映画ではあるが、スライの味わい深い演技を武器にグイグイ突き進む。
80歳近いスタローンだがアクションシーンもしっかり用意され、宿敵ネメシスとの最終決戦で明かされるまさかの展開には正直心が躍った。（なので脚本やアイデアは結構評価している）
なぜこの役にスタローンなのか、なぜスライの吹き替えが玄田哲章なのか。
その答えはこの映画を最後まで観ればきっとわかるはず。
是非あなた目で確かめてほしい。
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あと、過去回想の若いスタローンの姿には少々感動した。
ディズニーがよくやるVFX若返りをあのスタローンがやるんです。
なぜその姿のお披露目が「ロッキー」でも「ランボー」でもなく「サマリタン」なんだ。（「インディ」のハリソン・フォードの若返りも楽しみ）
